カテゴリー別アーカイブ: 木の話

木に関するお話です

金沢菓子木型美術館 江戸時代からの珍しい木型が収蔵

日本中には様々な地域に色々な美術館がありますが、特におすすめの美術館の話です。

和菓子の木型美術館の話です。

木型とは、和菓子などを作るために材料を流し込むための型です。

その型は木の塊をのみなどで削って形作ったものです。

たい焼き屋さんは鉄製の型ですが、それが木製のものが木型といいます。

それら木型を多く集めている美術館が金沢にあります。

「金沢菓子木型美術館」

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1625年創業の老舗和菓子屋の株式会社森八のお菓子の木型です。

1000種類以上の木型が展示されています。

しかも江戸時代から現代までのお菓子作りに使用されていたというもの凄い年代ものの木型です。

江戸時代の和菓子ってどういうものなんでしょうかね、、、。

特に木に興味がある方で和菓子に興味のある方は大変楽しめる美術館ではないでしょうか。

そして金沢菓子木型美術館は、GOOD DESIGN賞を受賞されています。

上部画像にあります天井の照明演出もきれいですが、壁面に沿った木型のガラスケースの部分が

浮かびあがっているような照明計画も見ごたえあります。

明暗の強いコントラストが良い感じです。

さらにこちらは両側が木型ケースで囲まれている空間です。

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通路に近い寸法の通路幅のため木型に囲まれた稀な空間を体感出来るのではないでしょうか。

ちょっと気になった事は、天井近くの木型は見れるのでしょうか、、、。

しかし、天井いっぱいまで木型を展示しないとこのダイナミックさは演出出来ませんので、

上部の木型は何となく形が分かれば良いのかなあと思います!

 

金沢菓子木型美術館は、日本三大庭園の一つ「兼六園」からも300メートルぐらいという距離にあります。

金沢に行かれた際は、是非オススメです!

 

金沢菓子木型美術館

http://www.morihachi.co.jp/blog/?p=415

 

知っておきたい木の模様 色々な加工の種類

本日は、木材に模様を施す加工のお話です。

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和風の飲食店の小上がりで見かけませんか?

このような加工をなぐり(名栗)加工といいます。

加工方法は、木材に「手斧(ちょうな)」、「与岐」などの道具で削り、その削り痕で作っています。

 

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こちらが「ちょうな」です。

現在は、技術の発達により、なぐり加工が出来る機械もあるようですが、日本独自の加工技術のようです。

 

以下木材ドットコムより引用

大工さんの釿(ちょうな)」は、大工道具の化石ともいわれ、板材の表面の凹凸や皮、腐りやすい白太(辺材)の部分をはつる道具として古くから使われてきました。
かつて下地処理として、行われていたなぐり加工を表舞台に引き上げたのはかの千利休。自然の姿をそのまま茶室に持ち込み詫びた風情に仕立てた利休は、柱もこのころの書院建築でみられるような角柱ではなく、丸太のまま柱に用いました。

しかし、ここで用いられた丸太は、現在の丸太柱のように人工的に密植され、枝打ちなどの手入れがされていなかったため、枝の跡や傷などがあり、その部分を「釿」ではつって用いられていました。以来、茶室や数寄屋建築では、「なぐり」の柱や板が意匠的に用いられるようになったとされています。 「木材ドットコムより」

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無垢フローリング専門店 木魂(KODAMA)様で様々な種類の加工されています。

画像も多くあります。

http://www.muku-flooring.jp/naguri/

個人的には石畳の四角の加工が好きです。

新たな模様も出てきそうですよね!

床全体だけではなく、強調した部分をアクセントとして、施すのも良いかもしれませんね!

 

iPhone5s木製ケース発売する予定です。

http://www.craftconferenceroom.com/iphone5s

よろしくお願いします。

これだけは知っておきたい!新素材の木材 木製波板など

本日は、新素材の木材の話です。

新素材は、仕事のためという事もありますが、

見ていて大変楽しいので、こちらでも紹介したいと思います。

「ウッドライク」

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「ウッドライク」は、木の粉とナイロンの粉を固めた素材の事です。

インターカルチャー様が3Dプリンターサービスと合わせて、ウッドライク材を用いて製作されているようです。

ぱっと見は左官材のような質感ですが、磨くと滑らかな質感にもなり、実際木材の匂いもするようです。

3mm以上のもので、細かいパーツなどではなく、大物が適しているとホームページでも記載があります。

和室など左官仕上げに近い部分でウッドライク材を使用したモノを作るのも面白いかもしれません。

木の香りがするという意外性もプラスになるような仕掛けがあるとなお良さそうですよね。

木の粉の3Dプリント材料ウッドライク

http://inter-culture.jp/Create/woodlike.html

 

つづきましてはこちらです

「e.wood」

e.wood (今井産業HPより転載)

「e.wood」とは青森県の今井産業様が特許出願中の木のダンボールや木製波板(ウッディストライプ),

組立体形状などの素材です。

 

100パーセントリサイクル可能な木製エコ素材のようです。

外部使用がOKなのか。

設計をされている方の場合ですと耐荷重、風圧力やさらに金額なども気になるところですよね。

木製波板を使用した木製トタン小屋とか作りたいですね。

一般的にローコストの素材で作られているものを違った素材で作るだけで、

見栄えもしますし、新鮮さやインパクトもあると思います。

非常に良い感じになりそうです!

 

さらに断面形状がダンボールのような中空層のe.woodもあるようです。

中空層があるということは、遮音の効果も期待出来るようです。

間仕切壁は、木軸や軽量鉄骨で下地を組んで、プラスターボードで仕上げます。

そして内部にはグラスウールなどを入れるのが一般的です。

もし中空層のあるe.woodがグラスウールほどの効果がある場合は、

プラスターボードとグラスウールの代替物としてe.woodというのも良いのではないでしょうか。

そうすれば、塗装やクロスの仕上げ工事も必要なくなるので、多くのメリットが生まれそうですね!

ホームページでは、本棚、収納、トレイの写真など見れます。

 

株式会社今井産業 e.wood

http://www.imaisangyou.com/ewood/

 

新素材を見て何が楽しいかというと新素材を使用して、何か作る事を想像するのが大変楽しいですよね!

今後も新しい素材見つけましたら、紹介していきますので、よろしくお願いします!

 

 

世界中にある最古の木々

本日も木のお話です。

日本最古の木は、日本最大の針葉樹と言われている屋久島の縄文杉です。

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こちらの縄文杉の樹齢は、色々な見解が出ているようですが、樹齢約2700年以上と判定されています。

本日は、この樹齢2700年以上の木をまとめました。

 

まず始めは、アメリカヤマナラシのクローンの群生pandoです。

なんとpandoは、8万年以上前に誕生したとの事です。

 

Pando

こちらの群生林は、東京ドーム9個分の広さで、さらに驚く事が、一本の根で繋がっている。

それは、遺伝子が同一の木が集まってできているとの事です。

ぱっと見た感じは、日本の木と同じようですがね、、、

8万年前という感覚がいつの時代なのかが、時代の感覚が分かりませんが。。。

 

それから、独立した最古の木が、カリフォルニア州インヨー国立森林公園内にあります。

こちらは、樹齢4844年のグレートベースン・ヒッコリーマツだそうです。

アジアではイランのアバークーにあるイトスギが、樹齢4000年から4500年ぐらいと推定されていまして、アジアでは最古の木のようです。

 

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そして、巨木の環境は、下記のような状況のようです。

「樹齢1000年を超える木は、世界で50本以上もあるようですが、このような古い巨木が減少しているようです。

古い巨木は、生態学上、重要な役割を担っていまして、すべての脊椎動物の30%に対して巣やシェルターの場所を提供したり、食物源となったり、大量の炭素を蓄えたりします。地域の水環境において重要な役割を果たしているようです。」

(より引用)

枯れてしまった後も、巨木は数十年から数百年の間、持続します。

生態系において、小さな木は、巨木のような役割を果たすことができないようです。

 

木の香りの正体 フィトンチッド

やはりパソコンが故障していまして、ここ数日間、更新出来ませんでした。

今日は、木の香りの話です。

材木屋さんや天然木をふんだんに使用した木造の新築住宅の中などは、木の独特な香りがしますよね。

その香りの原因が、フィトンチッドという成分です。

フィトンチッドの成分は、木から発散し、その成分が匂いとして、発生しているようです。

フィトンは植物。チッドは殺すという意味だそうです。

昆虫や動物に葉や幹を食べられないための摂食阻害作用や、

昆虫や微生物を忌避、誘因したり、病害菌に感染しないように殺虫、殺菌を行ったりするようです。

コーヒーの木やニセアカシアの周りには雑草がほとんど生えないことそうです。

これもフィトンチッドが、他の樹木の発芽や成長を抑える働きをしているのが原因です。

そして、フィトンチッドは、木々同士にとっては、コミュニケーションとしての変わりにもなります。

ある一本の木が、毛虫により葉を食べられてしまった場合、毛虫から被害を受けたという事を

隣の木々に警告を発散するため、フィトンチッドを発散するようです。

何だか本当なのか?と思われますが、実際に実験をした結果、判明された事のようです。

そして、フィトンチッドの成分は、人間にとっては、ストレス緩和作用、自律神経の安定作用、大脳皮質を活性化し調整力を高めるなどなど。様々な効果があるようです。

ちなみに現在、地球上の全植物から、放出されるフィトンチッドの量は約一億五千万トンだそうです。

これは、全世界の工場排煙、自動車排気ガスなどの6倍だそうです。

人間にとっても様々なプラスの効果をもたらす木を大切にしていきたいですよね。

 

DIY 木材端材を扱っているお店や会社

本日は、10月8日は木の日なんです!!!

「十」と「八」を組み合わせると、「木」になります。

そして、本日は、木のDIYのお話です。

最近DIYに関して、様々な媒体で取り上げられているのを目にします。

今回は、木の中でも端材に関してです。

大物の机の天板や椅子、本棚等を木材に作る場合は、ある程度大きい1枚の木が必要ですが、

ちょっとした木製のものを作る場合は、端材がオススメです。

端材は金額も抑える事が出来て、なおかつ端材を組み合わせる事で、

色々な表情を生み出す事が出来ると思います。

さらに違う木種の端材を組み合わせて一つのモノにしていくには、色々と検討し、工夫が必要になります。

そこが、非常に楽しいと思いますよ!!!

という事で、端材を使用して、DIYでモノを作るのは良い事ばかりです。

 

その端材を扱われているお店、会社様等の紹介をします。

 

木村木材工業株式会社(埼玉県北本市)

http://www.kimuramokuzai.com/

夏休みの工作などは無料。大量に業務上使用される場合は、単価は相談に応じて頂けるそうです。

 

大得工務店(静岡県浜松市)

http://daitoku5610.com/

木くずと端材が無料のようです。

にはのこぎりや金づち・釘などもその場での貸出OKとの事です。

こんな場所が近所にあるのはうらやましいです!!!

 

関西方面にお住まいの方

「京都の木検索ナビ」というサイトに木を譲って頂ける団体等が掲載されています。

http://www.kyomokumoku.net/members_index.html?filters%5Bis_hazai%5D=1

 

素晴らしいです。

御近所に欲しいです!!!

 

今回は、地域がバラバラでしたが。。。

地域毎に調査し、情報更新していきたいと思います。

蔦の風景や管理、家紋 蔦好きとして調べました

今日は蔦の話です。

蔦はツタと読みます。

あの建物や壁面に這わせているあのツタのお話です。

 

いきなりですが、蔦好きです。

 

厳密に言いますとツタが生えた建物や壁面風景が好きです。

そのツタの特徴ですが、葉は浅い状態で裂けるか、完全に分かれて複葉になります。

まきひげの先端が吸盤になって、建物や壁面に付着するようです。緑色のごく小さな花をつけます。

昔々日本では樹液を甘味料として利用していたらしいですよ!

 

農試公園のツタ

札幌市にあります農試公園の建物。紅葉になり始めた時期の写真

 

根岸森林公園の蔦

根岸森林公園の蔦

お花見でも有名な根岸森林公園ですが、かつて競馬場の観覧席だった建物の蔦です。

高さがありダイナミックですね。

 

蔦は見た目でも涼しく感じますので、今年のような夏でも蒸し暑さを和らげるくれそうです。

西側の壁に蔦を這わせた状態ですとと、夏の強い西日を遮ってくれそうです。
しかし注意しないといけない事があります。

蔦は成長が著しく、木造の外壁部分の割れてしまった隙間から内部にもツルを伸ばしてくるので、

木造は注意が必要との事です。

鉄筋コンクリート造やレンガ造やブロック造の建物、壁面に這わせるのが無難なようです。

さらに外壁材の痛みを考慮しますと外壁と離した造作材を設置する。

もしくは、外壁と離してネットやピアノ線等に這わせるが良いようです。

また虫も発生しますし、蔦の手入れもしないとあっという間に外壁を覆ってしまうので、

大変マメな方でないとメンテナンスの維持は難しいのが現状のようです。

ちなみに夏といえば甲子園。

リニューアル前の甲子園の外壁には多くの蔦が覆われていました。

あの蔦の株数は約430本、葉の面積はタタミ8000畳分とも言われているそうです。

さらにちなみに家紋としても蔦があります。

家紋蔦の葉

蔦紋は、日本十大家紋の一つに数えられるほどに、広く用いられている家紋だそうです。

他の樹木や建物につたわってどんどんはびこることから、生命力の強い縁起のよい植物として

家紋に採用されているようです。

 

さらにこちらは蔦を使用した芸術

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ドイツ人トーマス・エラー氏の作品。

高さ4m。

時と共にツタが絡まり、自然に還るという意図があるようです。

写真は、トーマス・エラー氏本人との事。

ただ蔦が成長してしまったら、どうなってしまうんでしょうかね。。。

気になります。

 

本日は、蔦に関して色々と書きました。

蔦はメリット、デメリットとありますが、これからも蔦の風景など注目していこうと思います。