木材の伝統工法に新たな発想を加えた家具 「udukuri(ウヅクリ)」

木材における伝統工法に新たな発想を加えた家具の話です。

「udukuri(ウヅクリ)」

udukuri1(SHOP TOYO KITCHENより転載)

スキーマ建築設計の長坂常氏デザインのテーブルです。

日本の木材の加工の一つに「うづくり」があります。漢字でかくと「浮造り」です。

工法に適した木種は、主に杉材を用いる事が多いようです。

 

udukuri2(SHOP TOYO KITCHENより転載)

「udukuri(ウヅクリ)」の天板は、米松ですが、米松材に「浮造り」を施し、

さらにエポキシ樹脂で覆っています。

エポキシは、透明素材のため、天板はフラットでスムーズな仕上がりに。

さらに木目の凹凸をより際立たせている意図があるようです。

 

「浮造り」の仕上げ方法を簡単に書きますと、

木材をカットすると年輪が見えてきます。

その年輪部分のみを浮き上がらせる仕上げ工法です。

フローリングでも浮造りによりあえて凹凸を造り、足裏が心地よくなる効果をもたらしたりします。

簡単に説明しましたが、実際は、非常に手の込んだ繊細な工法です。

かつては浮造りで仕上げた和風箪笥や建具もありましたが、

大概は木の色に近い塗装を施す事が多かったんですが、

「udukuri(ウヅクリ)」は、浮造りにミッドナイトブルー色の塗装に加えて、

エポキシ樹脂で覆うというミックスされた新しい発想なので、興味深いです。

個人的には、天板の黒と脚部部分のナチュラルな色のコントラストが好きです。

 

「ウヅクリ」はトーヨーキッチンスタイルのオンラインショップで販売されています。

SHOP TOYO KITCHEN

http://store.toyokitchen.co.jp/

 

こちらも長坂常氏デザインの家具

「ColoRing」

coloring1

エポキシ樹脂では覆っていないんですが、

浮造りで仕上げて、津軽塗で彩色しています。

ユニークな仕上がりですよね。

ポップな物販店舗やデザインホテルにマッチしようですね。

製作可能なのか疑問ですが、もっと小さいモノ、例えば木のブレスレットなどの

アクセサリーや小物でも見てみたい気がします!

 


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